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大腸癌を早い時期にみつけるには

症状がないからといって一度も大腸検診を受けたことのない人は、中高年のおよそ7~8割にのぼるといわれています。しかし、大腸癌は癌による死因の女性で1位、男性で2位を占める時代となりました。

50代になった人は、症状がなくても検診を受けましょう。また、近親者に大腸癌の人がいる場合は40歳で検診を受けることをお勧めします。

 

方法としては、便潜血検査と大腸内視鏡検査があります。

便潜血検査は、便に血液成分が混ざっていないかをみます。(40歳以上の方は、公費負担の「大腸がん検診(便潜血検査)」の対象となっています。)

また、便潜血検査を行わず初めから保険診療で内視鏡検査を行うこともできます。内視鏡検査では、小さな癌を見落とすことがほぼなく、早い時期であればその場で内視鏡切除ができることもあるため、リスクの高まる年代* の方には内視鏡検査をお勧めします。

 

* 近親者に大腸癌の人がいる場合は、その発見年齢より10年若いうちから検査を受けるのがよいといわれています。


帯状疱疹の予防にワクチン接種が有効です

帯状疱疹は皮膚の一定の領域に水疱が生じ、そこに強い神経痛を伴い皮疹消失後も神経痛に悩まされる病気です。60〜70代に多く発病し、治療が遅れると後遺症としての神経痛に長く苦しみます。この原因は、子供のころに罹患してそのまま潜伏していた水疱ウイルスの活性化です。つまり、帯状疱疹のウイルスは水痘ウイルスと同じものです。したがって、この予防に水痘ワクチン* が有効となります。とくにこの病気のリスクが高い糖尿病のある高齢の方に接種をお勧めします。

 

* 残念ながら、公費負担はないので自費診療になります。


乾燥弱毒生ワクチンを1回接種しますと、5年間はこの病気を予防または軽症化します。なお、発病阻止は完全とはいえませんが、神経痛はかなりなくなります。さらに、5〜6年後に追加接種することも可能です。

対象となる人は、子供のころに水痘にかかっていてもそれに対する抗体が落ちてしまった高齢者です。なお、実施に際してとくに抗体価をみておく必要はありません